ベターマン

話 -story-

廿一夜 亡-horobi-

 ケータたちは、超人同盟本社ビルの廃墟で、ようやくアカマツたちと合流する。その頃、亜ブラフマンはヤクスギを倒したものの、ポンドゥスの実を喰らったパキラ老によって、滅せられていた。そこへ、カンケルが出現した。ポンドゥスの力でさえカンケルには通じず、パキラ老もまた、ボダイジュと同じ運命をたどることになる。
 一方、魔門はカエデと側近を連れて、いずこかへと消え失せてしまっていた。モーディワープ本部もこの非常事態に、特殊部隊の投入を決定する。アカマツたちは超人同盟本社ビルの地下に廃線へつながるトンネルを発見、追跡を開始した。その道中、自分たちを影ながら助けてくれたのが、尊者ヤクスギであったことを、アサミは語る。やがて、一同がたどりついたのは、都市計画の狭間で廃墟となった無人団地であった。
 そこで魔門は、真ブラフマンへと進化する。さらに、カエデを捜すヤナギがラミアと邂逅していた。ラミアは何も言わずに立ち去り、そこへ魔門から解放されたカエデが現れる。ヤナギとカエデは、互いの絆を再確認した。
 その頃、ケータたちは真ブラフマンに襲われていた。そこへ現れたヤクスギが、真ブラフマンと戦い始める。そこへ、ヤナギとカエデも戻ってきた。一同は覚醒人とティランにダイブして、真ブラフマンに立ち向かう。だが、ヤクスギはケータたちに未来を託して、真ブラフマンとともに散っていった……。

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